ごまの品種と製品
胡麻は、白胡麻・黒胡麻・金胡麻の3種類に大きく分かれております。
白ごま
- 産地
東南アジア・中南米・アフリカなど世界の広範囲で生産されています。 - 特徴
白と言っても、やや黄白色をしています。含まれている油分が多いためか甘みがあり、焙煎の温度によって香ばしさに変化が出ます。 - 主な用途
和食、洋食、中華など料理全般に使用されるオールマイティーな胡麻です。
黒ごま
- 産地
中国及びミャンマー、タイ、ベトナムなどの東南アジアやパラグアイ、ボリビアなどの南米で生産されています。 - 特徴
胡麻の香りが強く香りも高めです。白胡麻と比較すると油分は少ないですが、黒胡麻には、ブルーベリーやビルベリーと同じ「アントシアニン」と言う色素が含まれています。 - 主な用途
ごま塩、おせんべい、和菓子、パンなどのトッピングや料理の色づけに使われます。
金ごま
- 産地
トルコ、エジプトなどの中近東・地中海沿岸などで生産されています。 - 特徴
生産量や、輸入量に希少価値性があり、他のごまと比べ高価な胡麻の種類となっております。香りが高く、色のイメージもあり、大変人気の胡麻です。 - 主な用途
用途は白胡麻とほとんど同じですが、ドレッシングなどでも多く使われてます。
ごま製品の種類
胡麻の原料から異物を取り除き、乾燥させたもので、焙煎していないものを「洗い胡麻」といいます。ご家庭で、煎りますので煎りたての風味を味わうことができます。
異物を取り除いた胡麻を焙煎したものです。
胡麻そのままの形をしてるので、トッピングやふりかけ等に最適です。
焙煎した胡麻をすったものです。することにより、香りが際立ち和え物などに最適です。また、することにより体への吸収もよくなります。
表皮を取り除き、胡麻本来の甘みがよく出る胡麻です。
アメリカなど諸外国では皮をむいた胡麻が一般的で、ハンバーガーの上に乗っているのも皮むき胡麻です。
いり胡麻をペースト状まですり潰し、練り上げたものです。
タレや胡麻豆腐などに最適で、用途も広く人気を集めている胡麻です。